出産から退院、そのまま二人暮らし

妊娠がわかった時まさか自分が未婚のシングルマザーの道を歩くとは夢にも思ってなかった。
諸事情があり、妊娠4ヶ月目でこの子を守るのは私だけなんだと強く思いました。

「相談に乗る。」と言いながらも興味本位で話を聞く人が本当に多くて、そんなに変わったことしてんのかな? と思う日々。
そんな状況でもこの子と別れる事は一度も考えたことはありませんでした。

ある事ない事、色んな事を言われたけど、「ただ一緒に居たい。」その一心で自分ひとりで出産準備を始めることになりました。

知識不足で何もわからないから、まずは役所や保健所へ。大きくなっていくお腹を抱えてひたすらわからない事を尋ねる日々。

容赦なく、未婚の母に至る経緯を尋ねられ、
知らない人に本当は多くを語りたくなかったけど、
この子を守って一緒に生きていくには拒める立場ではなく、
色んなところで色んな人に根掘り葉掘り聞かれたことを説明し、
ひとつひとつ出産までにはクリアしなくちゃ…。と思いながら準備をしていました。

妊娠するまで住んでいたところは、分娩予定の病院までも近くてなおかつ駅前という好立地。
当然、家賃も高くてこのままここで生活は出来ないと思い、家賃の安い都営住宅に応募しようと電話。

そしたらなんと、シングルマザーでも入居は出来るけれど、産まれてからではないと申し込みができない。との事。
妊娠5ヶ月まで水商売で何とか働いたが、そこからは無職。さすがに焦りました。
何とかならないかと相談しても、「決まりなので」とお決まりのセリフの一点張り。

世の中やっぱり厳しいな、まだまだ私は世間知らずで甘いんだなあと痛感した一発目の出来事でした。

その後、不動産屋さんを廻っても、
未婚の妊婦となると難しい、
保証人を二人つけて等言われ、断られ続けましたが、何とか安いアパートを見つけ何とか出産までには住む所を確保できました。